プラネテス
外様大名の第2事業部部長(ドルフ)は能力故に疎まれ左遷。兼任という形でノーマン新部長が誕生する。デブリ課に恨みもある新部長は収益を重視しデブリ課を廃止する方針を打ち出す。慌てるデブリ課だが、ハチマキは木星探査メンバーの選伐トレーニングで頭がイッパイだった。ドルフの直属の部下だったクレアも失敗と派閥争いに負けて愚痴っていた。ラビィは新部長に接待、好感触を得て役職を約束される。離婚はしたものの子ども達に昇進を報告するが子とも達のデブリ課を止めたら誰が宇宙の平和を守るのか?という質問に答えれないのだった。デブリ課存続を願うタナベだがデートしていても上の空のハチマキは当てに出来ない。いつもいるだけで安定した老後を待ってる課長も彼なりに部下のために努力していた。結局最後のミッションに出発するデブリ課。子ども達の言葉を忘れられないラビィは宇宙船に。救難信号を出していた宇宙船には月の宇宙船で出会った監督達が乗っていた。なにやら連合の機雷衛星のスクープを狙っていたが、防衛システムで電気機器がクラッシュさせられたのだ。それを聞いて怒るデブリ課面々。機雷を回収しようとする。しかしそれは連合といい関係を保ちたいテクノーラの上層部は事実を把握しているが黙認していた。事実を知って回収を反対するラビィ。テクノーラ本社でもデブリ課の行動を阻止しようとしていた。宇宙船の動力を強制停止するためにノーマンが課長にIDを入力するように脅していた。部下の最後のミッションを見守ってやりたいと葛藤した結果IDを忘れてしまったと安い嘘をつくのだった。一方ハチマキは一人でSクラスのEVAの回収にあたっていた。なんとか成功したこと思った時ノーマンの妨害が入る。このままでは宇宙に漂流してしまうデブリ課。その事実を知った課長は止めようと食って掛かる。無下に跳ね飛ばされる課長に部長はデブリ課に暴言を吐くのだった。温厚な課長はその言葉に切れる。部長に手を出すという驚くべき行動に出る。機転を利かしエーデルも課長を守るために武力行使。セクハラを立てに篭城する。そんな間にもトイボックスは危険な状況になっていた。なんとか努力するハチマキだが軍用だけにどうにもならない。ラビィは悩んでいた。課長の勇気ある行動に子とも達の言葉・・ラビィは回収しようと決断する。そこにまたまた部長が脅しをかけてくる、約束されたポストと上司の命令が絶対のサラリーマンの立場をつかって。しかしラビィはもう迷わなかった。さえない駄目な父親だが子ども達のヒーローである父親という居場所を守るために。職を失う行動ではあったのだが。
カレイドスターに10点をつけられなかったのはプラネテスがあったからだ。カレイド(;´Д`)不運 まぁ二つともお勧めの作品なわけだが。よくみる話だったが今でのラビィや課長の布石があったからこそ保身のために自分の良心を曲げないと生きていけない社会に子ども達の尊敬できる父親でいるために決断したラビィに感動してしまった。時間ができ次第過去のプラネテスもUPしていきます。
・他人のよくまとまった感想発見 http://www.tomato.sakura.ne.jp/~letsmf/pla/index.html
10点