「萌(も)え」と呼ばれる仮想キャラクターへの趣味・嗜好(しこう)に関連したアニメやコミックなどの2003年の市場規模は888億円とする試算を浜銀総合研究所(横浜市)がまとめた。
同総研は「ステレオセットやバターに匹敵する規模。少子化で伸び悩むコンテンツ業界が、インターネットの普及などで拡大するオタク層に注目するようになった」と分析している。
試算は、コミック、アニメ、ゲームを対象に、萌えファン層をターゲットに開発された商品を抽出し、販売額を推計。コミックが273億円、アニメが155億円、ゲームが460億円となった。
萌えアニメのキャラクターグッズや、子供向けに開発された商品は推計に含まれていない。
(共同通信) - 4月30日17時27分更新
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「萌え」は芽生えを意味する「萌える」が語源で、読者が特定の登場人物に愛情を覚えることをいう。アニメなどに強いこだわりを持つ「おたく層」から派生した。
浜銀総研は、萌え市場を書籍・映像・ゲームの3分野に分け、書籍は関連するコミックの販売額から273億円、映像は関連アニメビデオソフトの販売額から155億円、ゲームは恋愛シミュレーションゲームの販売額から460億円と推計した。経済評論家の森永卓郎さんは「この市場は国際競争力も備えている」と話している。【安高晋】
2005年4月11日
と毎日新聞が先に報じていたわけだが、萌えについて小学生向けに紹介したということで少し話題になっていた。先日、日経新聞でも萌え向けの会社に買いが高まり株価が上昇していると記事になっていたが証券会社の人は一時的な買いであり今後落ちつくとおうことだった。
紹介されていたのが
GDH
マーベラスエンターテイメント
まんだらけなどなどあげられていたが、株価を見ればわかるとおり急激に上昇し下落している。感じからして浜銀総研のニュース後急騰した感じである。もともと出来高も株数も少ないので株価の変化が多きいわけだが世界に通用しつづけている商品としては成長分野ではあると思う。まぁ最近は大分ノウハウが海外に出ていってしまってるみたいだが。
この分野を作り支えてきたのは世間で報道される、肥満で人間関係が希薄な社会不適格者とされているオタクではなく、世界最先端のセンスを持つ洗練された目を持つオタク達だとオタク研究の岡田さんは指摘する。ちなみに岡田さんが一見誤解されているオタクの姿に被るのが笑えるところである。私自身も岡田さんと長時間話したいとは思わない。
まぁ話を置いておいてジャパンアニメーションイズCoolといわれる中で資金が回り良い作品にちゃんとペイされるシステムの構築こそ政府や会社がしなければいけないことである。
最近ではみずほ、UFJ、三井住友などが証券化や著作権の管理などで動き始めている。成功し日本がこれからもNO1でいつつけていたいと思う。
http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2005/04/11/20050411org00m300064000c.html
http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2005/04/24/20050424ddm015070027000c.html