4 東京学芸大教授 山田昌弘
個人主義の浸透で「永続する絆」からかけ離れた関係が蔓延するが、実は人々は「永続する絆」を求めていないわけではない。社会が個人化すればするほど、自分を永久に大切にしてくれる相手を求めると書いている。そこにドイツの
社会学者の言葉を引用する「愛情を求めれば求めるほど、その実現可能性は低下する」
Σ(;´Д`)確かにそうだ。 結婚できるのか自分_| ̄|○ガックリ
まぁ同年代で結婚してるのは出来ちゃった婚ぐらいな気はするが。
>>「永遠の絆」を相手に求めれば求めるほど、それを叶えてくれる相手は見つからない。
だから異性を見つけようとあくせくすることはなくなる、そして誰もいなくなった チガウダロ
戦後の夫婦がなぜ長い間、夫婦の関係を維持できたかも指摘している。
それは結婚に過度の期待をしなかったからだと。それは男女の出会いの場が少なかったことによる。
つまり幸せな世界がこの世にあることを知らなければ、他人から見れば不幸に見える人もそれが普通の世界で当たり前なのである。この論理は成長をし終えた日本にも言えることだし、急激に発展している大陸やインドにもいえるだろう。知らないほうが幸せなことは確かにあるのだ。
同氏はそこで人々はどうするかという
人々は「ファンタジー(幻想)」の中に「永遠の絆」を構築すると。「冬ソナ」や「せかちゅー」がもてはやされるのはその世界にそれがあるから。ペットに嵌る人が多いのは、自分を裏切らず自分だけを見てくれる存在を想像してるからと手厳しい。
ちなみに私は犬派。友達と勘違いしてるネコなんか(゚⊿゚)イラネ!! 飼うのは勝手だが、首輪しろよ、勝手に庭に入って悪さするは、物壊すはヽ(`Д´)ノなめてんのか
まぁ現代に生きる我々は二つの世界を生きるしかないというしめですな。受験で逃避しすぎてエリート街道を転がり落ちた自分ですか!! Orz
5 文芸評論家 斎藤 美奈子
売れるための恋愛商品にするにはどうすればいいかという問いに
「女をひとり殺すまで。ドラマはいらない」と指摘する。
今の恋愛は「コクル」ことで終焉を迎えるとも指摘する。コクルことこそ目的で、それは自己満足のオナニーと同じである。(オナニーて表現だったかは確かではない)
飛行機と恋愛は同じで始めと終りの緊張感だけ。恋愛の幻想は崩れ、面倒くさい恋愛関係よりも自己中心的な片思いを選ぶと
衝撃的なしめとして
自分ひとりの世界に浸るのには女を死に追いやるのが一番。「セカチュウ」なんてジコチュウそのものと言い切る。
とても気持ちが言い文章ですな。
論者の文をみていて気付いたことがある。論者には二つのグループに分けられるのではないか。
それは学者と作家である。
学者は現象を言葉を通して分析する。そこに自分の感情は極力入らない。客観的な文章である。だから、納得できてもそこまで面白くない。でも中立的。
作家の場合は、言葉で食っている人達である。なんかベストセラーや大流行した本やドラマに踊らされている人々を冷たい目でみながら、こんなものに騒ぐなんてと指摘しているように感じるのである。まぁ作家ならこんな話ぐらいなら自分でも書けるというぐらいじゃないと困るが。
と書きながら前の助教授さんて作家の分類ぽかったなと・・・
これって女性と男性の違いだったりして 笑